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メタルフリー歯科広島
2012.11.24
金属を除去すると・・・。金属治療の問題点
弊オフィスでは本日も金属を除去しています。
金属を除去する目的としていろいろな理由が挙げられますが
金属は「接着が効かない」「熱膨張率が大きい」いうデメリットがあります。
これは金属アレルギーやイオン化を仮に否定したとしても看過できないデメリットです。
金属を除去する場合はラバーダムをします。
ヨーロッパでは金属治療を毒物扱いしています。私も賛同します。
5倍速コントラで金属を除去しました。
アップにした写真です。
「お風呂場のカビのように黒くなっていて汚いですね!」とH・Mさん。
接着できない境界から唾液の浸入が考えられます。
ここからむし歯や口臭を引き起こします。
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金属は歯の色とのコントラストにより、ぴったり適合しているような錯覚を起こします。
金属の技工物を作るためには
型取り(収縮)石膏(膨張)ワックス(収縮)埋没(膨張)鋳造(収縮)するわけですから
セレックのようなCAD/CAMで作製するよりも精度が落ちます。
仮にCAD/CAMで金属の技工物を作製しても
「大きな熱膨張率」と「接着が効かない」デメリットからは逃れられません。
ゴールドを含め、金属治療を肯定できる要素は現在のところありません。
ラバーダムとビルドアップをきちんと行ったセレック治療は、ゴールドでの治療よりも
10年後の生存率が高いことも証明されています。
ですので弊オフィスでは金属治療を廃止しています。
セラミックが歯の色に近いという審美的要素は「付録」に過ぎないのです。
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広島 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)