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※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)

口腔外科処置広島

2023.7.12

左上下の親知らずを1回の治療で抜歯しました。2023.07.23|水平半埋伏智歯|手順

左上下の親知らず2本の抜歯を同日に行います。

左下の親知らずは真横に倒れている水平半埋伏智歯です。

K・Sさんの右上下親知らずの抜歯についてはこの記事に書いています。

右上下親知らずを抜歯しました。2023.05.30|2本を同日同時抜歯
 
 

とても汚染されている左上親知らずの写真

矢印:左上親知らずです。

 

左下水平半埋伏智歯の写真

矢印:左下親知らずです。水平半埋伏智歯(水平に倒れた、半分埋伏している、親知らず)です。

 

左上の親知らずをヘーベルで脱臼させている場面の写真

いつもように表面麻酔と注射による局所麻酔を行い、抜歯をスタートします。

これもまたいつものように、左上の親知らずを脱臼させておいて、後は取るだけの状態にしておきます。

気持ちのゆとりが生まれます。

 

左下水平半埋伏智歯の抜歯の為、切開を加えた写真

ここからは歯肉に切開を加え粘膜剥離の準備を行います。

 

左下水平半埋伏智歯の抜歯のため、粘膜弁(歯肉フラップ)を開けた写真

粘膜弁(歯肉フラップ)を開けました。

 

親知らずの表面に歯石が付着しています。○印

 

左下水平半埋伏智歯抜歯のため歯冠と歯根に二分割した写真

水平半埋伏智歯ですので、まるごとの抜歯は困難なため、分割抜歯します。

まずは歯冠と歯根に分けます。

 

まずは歯冠(噛むところ)がディスク状に無事に取れました。

 

歯冠部分が取れたあとの状態です。

歯冠があった部分のスペースを利用して歯根を動かし抜歯するのが分割抜歯です。

 

ここからは歯根も動かして抜歯します。

 

親知らずがたった今まであった部分(抜歯窩:ばっしか)には、へこんで血液が貯留していきます。
   
 
  

抜歯窩挿入用の抗生物質の錠剤(TCコーン)を砕いて入れます。

 

血液の貯留のため、吸収性のゼラチンスポンジであるスポンゼルを入れます。

 

TCコーンとスポンゼルを入れた状態です。

 

縫合しました。抜糸不要な吸収性の縫合糸で縫合していますので、抜糸だけに来ていただくことはありません。

 

ここからは、最初に脱臼させておいた左上親知らずを取ります。

 

同じく、抜歯窩が形成されています。

TCコーンとスポンゼルを入れました。

 

CO2レーザーを照射して抜歯窩表面を湯葉の様に焼き固めた写真

CO2レーザーを照射して抜歯窩表面を湯葉の様に焼き固めます。

 

とても汚くなってむし歯にもなっている左上下親知らずの写真 大変汚くなってむし歯にもなっている左上下親知らずの写真 半埋伏していても歯の溝からむし歯になって内部まで進行している写真

抜歯した親知らずは「やはり」という状態です。

  

K・Sさん、本日も2本同時抜歯お疲れさまでした。

これで右側も含めて親知らず0達成ですね、おめでとうございます。

山口県防府市からのお越しに恐縮です。

   

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 

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