セラミック歯科広島
2024.6.27
右上第一大臼歯の金属を除去してセラミック修復しました。2024.06.27
広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。
右上第一大臼歯に金属インレーがセットされています。
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金属を切削する際にはラバーダムを装着して金属切削片から口腔粘膜を保護します。
顕微鏡を降ろし、ビデオ録画を開始してスタートです。
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金属が入っていた内面は、いつものことですがこのように汚染されていました。
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う蝕検知液を用いて軟化象牙質を染色し、切削を終え、セラミック修復に適した形態に形成を終えました。
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セレックプライムスキャンで迅速にスキャンします。
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セラミック修復物(この場合はセラミックインレー)のデザインを終えました。
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セラミックブロックから削り出します。
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実は、右上第一大臼歯と右下第二大臼歯のセラミック修復を同時に行っています。
焼成前は紫の状態ですが、焼成することで結晶構造が変わり、強度の増加と歯冠色への変化が起こります。
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口腔内で適合を確認します。
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研磨後に電気炉にて840度で約20分間真空焼成します。
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接着準備を行います。
ケースによって、ラバーダムやミスターサースティ(乾燥用バキュームアダプター)を使い分けています。
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レジンセメントでセラミックインレーを接着します。
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光照射してレジンセメントを硬化させます。
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咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
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同時に行った右下第二大臼歯のセラミック修復治療です。
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N・Mさん、上下2本の治療おつかれさまでした。
残る金属は1個のみとなり、次回でついにメタルフリーの達成ですね。
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広島市の自由診療専門の歯科 三好デンタルオフィス