審美歯科広島
2025.7.23
右上第一小臼歯のむし歯をコンポジットレジン修復しました。2025.07.23|中学生の歯科治療

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。
中学生であるU・Sさんの右上第一小臼歯 遠心隣接面がむし歯になっていますが、見た目では判りません。
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歯科用CTによる水平断 断層画像です。
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〇部分がむし歯になっています。
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矢状断 断層画像です。
隣接面う蝕(むし歯)の診断には歯科用CTが特に重要な役割を果たします。
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肉眼では全く判りませんが、〇部分がむし歯になっています。
U・Sさんは中学生で若年者であることから、歯髄腔が広いため成人よりも早めの治療介入が必要なケースと考えます。
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出来るだけ痛くない様に、表面麻酔後+注射による麻酔を行います。
いつものようにラバーダムを装着し、顕微鏡を降ろしビデオ録画を開始してスタートします。
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慎重に むし歯にアプローチして う蝕検知液で染色しました。
当然ですが、CT画像通りに むし歯が存在しています。
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むし歯部分の切削を終えました。
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ストリップスとウェッジを用いて隔壁を形成します。
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流動性のあるコンポジットレジンを注入し、光照射して重合硬化させます。
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コンポジットレジンの硬化を終えました。
青いゴム状のレジンを用いてストリップスの密着度を高めています。
最終的な調整が出来るだけ少なくなるように、隔壁形成を入念に行います。
特に隣接面う蝕の場合はコンポジットレジンの充填後に修正しにくい部分がありますから
「とりあへず埋めて後で大掛かりな形態修正」ではなく「充填しただけでほぼ完成」を目指します。
※酸素に触れているコンポジットレジン表面は完全硬化しませんので、
研磨用ストリップスで馴染ませたり、表面研磨は必要です。
つまり、充填時でジャストではなく、約0.1%増しの充填が必要です。
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咬合調整と仕上げ研磨を行い、本日の治療は終了です。
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このケースでは歯の溝(裂溝)に介入するのは過剰と考えますのでそのままにしています。
学校検診では指摘がある可能性もありますが、学校検診で指摘されないために削るのは本末転倒です。
もし、学校検診で指摘されれば、「経過観察」を選び提出することで終了です。
「この前、治したのに学校検診で指摘された!」とのクレームを恐れて、先に削り倒すのは御免です。
未成年の方の治療は、保護者の方へビデオを踏まえてご説明を行います。
治療に立ち会って頂いても写真やビデオを撮って頂いても一向に構いません。
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U・Sさん、いよいよ次回で終了ですね。
よく頑張られました。
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広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス