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※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)

口腔外科処置広島

2024.3.9

左下臼歯の抜歯と同時に骨増生処置をしました。2024.03.09|再植歯|歯根破折

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。

左下第一大臼歯部分に小臼歯の再植がなされています。(矢印)

矯正治療時に便宜抜歯した小臼歯とお聞きしています。

残念ながら歯根破折を起こしており、骨吸収も起こっています。

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実際の左下臼歯部分です。

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割れており、周囲の歯肉も炎症により うっ血しています。

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残念ではありますが、抜歯してインプラント治療を行うことをご決断です。

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割れた歯の周囲には炎症性の肉芽組織がブヨブヨと付着しています。

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健康な歯根膜では無い状態になっています。

この状態の歯を、治るがごとく説明して、大道芸的な治療を行い、高額な治療費を頂くことは

私のプライドが許しませんので、家族に説明するように患者さんにもご説明しています。

患者さんの気持ちに寄り添うフリをした聞こえの良い説明には注意が必要です。

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抜歯後の穴=抜歯窩(ばっしか)です。

周囲の骨と歯肉には炎症が及んでいますので、顕微鏡下でしっかりと掻爬(そうは=こさぐこと)および

メスで切離します。

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取り除いた炎症性の歯肉です。

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掻爬および歯肉の切離を終えました。

抜歯後は廃用性萎縮によって骨がへこんでしまうことがあります。

へこんでしまうと将来のインプラント治療が困難になることがありますので

この部分の形が出来るだけ変わらないように骨移植材を填入して骨増生処置を行います。

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比較的早く骨化する骨移植材と、体に吸収されにくい骨移植材の2種類をミックスして抜歯窩に填入します。

早く骨化するタイプだけですと、経時的に体に吸収されて、体積が減ってしまうことがあるため

体に吸収されにくい骨移植材とミックスします。

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ミックスして水分を加え操作性を向上させます。。

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抜歯窩に骨移植材を填入しました。

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頬側面観です。

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そのままですと骨移植材がボロボロ漏れ出てしまいますので

コラーゲンスポンジを掛け布団の様に置いて、抜糸不要な吸収性の縫合糸で縫合します。

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治癒後にはインプラント治療を行い、

インプラントをアンカーとして近心傾斜している第二大臼歯を遠心に部分矯正して傾斜を改善してバランスを取ります。

常におくち全体を考えながら治療を進めることが重要です。

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T・Mさん、全てはご決断の賜物です。

治癒後を楽しみにしています。

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※2024.04.13追記(抜歯後 約1か月)

順調に治って安心します。

GBRを行った際のインプラントの埋入は早くとも抜歯後3か月以降に行います。

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広島市の自由診療専門の歯科 三好デンタルオフィス

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