セラミック歯科広島
2022.6.25
左下大臼歯2本のセラミック修復を終えました。セレック治療 2022.06.25
※ブログシステムの試行錯誤中につき、レイアウトが不安定であることをお詫びします。
左下第一大臼歯の近心部分がむし歯になっています。
左下第二大臼歯の黄色矢印部分も内部のむし歯を伺わせます。
応急処置として簡易的なレジン修復を行い、次回セラミックワンデイ治療を行います。
局所麻酔後にラバーダムを装着して金属切削片から口腔粘膜を保護します。
金属の除去を終えました。
内部は大きなむし歯になっていました。
う蝕検知液でむし歯を染めて顕微鏡下で慎重に切削と染色を繰り返します。
ボンディング材とコンポジットレジンでデンティンシール(象牙質保護)しました。
セレックプライムスキャンでスキャニングします。
二ケイ酸リチウムガラスセラミックのブロックから削り出して、適合を確認します。
研磨して840℃で約20分焼成します。
乾燥状態で接着し、咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
左下6(第一大臼歯)の治療が終了です。
日を改めまして左下7(第二大臼歯)の治療を行います。
頬側の古いレジンの内部はこのようになっていました。
内部はう蝕検知液で染まる状態でした。
染色と切削を繰り返し、むし歯の除去を終えました。
遠心頬側の細い裂溝の部分はなぞってコンポジットレジンで修復します。
裂溝のコンポジットレジン修復とデンティンシールを終えました。
スキャニングします。
プライムスキャンはパウダーレスでスキャン出来ますが、軽くパウダリングを行った方が早くスキャン出来ます。
同じくブロックから削り出し、適合を確認します。
840℃約20分真空焼成します。
乾燥状態で接着し、咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
セレックでの治療はその日に完成まで進むことが出来るため
形成面の無駄な汚染がありません。
また、実物をスキャンするため型取りするよりも誤差が少なく製作できます。
K・Yさん、まずは左下大臼歯2本をクリアですね。
次回からも楽しみです。
広島市南区の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス