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※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)

その他の治療

2015.9.17

マウスピース,ナイトガード,スプリントについての考え方 2015.09.17|広島|

歯ぎしり(ブラキシズム)が強い患者さんの場合、セラミック治療後に歯を守るためにマウスピースを製作することがあります。

また、顎関節症の治療のためにもマウスピース(他にナイトガードやスプリントなどと呼ばれる)が用いられています。

術者の方針によって硬いもの・軟らかいもの、厚みもさまざまです。

弊オフィスでは硬いレジンによるマウスピースを治療や保護に用いています。

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研磨前の状態ですので曇りガラス様になっていますが、クリアのアクリルレジンによるマウスピースです。

 

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上顎歯列に装着した状態です。

下顎の歯と満遍なく接触するように調整します。

また、下顎の顎運動を妨げないように平面で下顎の咬頭を受けています。

その誘導面の形成のため硬いレジンで製作しています。

顎位は中心位に私が誘導することで決めていき、ロングセントリックやワイドセントリックの状態を目指します。

入れ歯製作も同様ですが「はい、咬んでぇ!」で顎位を決めてはいけません。

弊オフィスには総義歯の患者さんはおいでになりませんが、実は総義歯の治療をかなり得意としています。

 

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茶シブのステイン除去を今後行いますが

下顎の歯の接触点を印記した状態です。

 

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調整後ピカピカに研磨したマウスピースを装着した状態です。

このケースでは歯ぎしりから歯を守るナイトガードとしての役割が大きいですが

付随して顎関節のリラックスが得られ、顎関節症が仮にあるとすれば、治療効果が期待できます。

H・Yさん、今日から使っていただきますが、窮屈感など強くなるようでしたらご連絡ください。

 

広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス

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