その他の治療
2012.7.4
歯周病による歯の動揺の固定 (T-Fix) 広島の歯科 2012.07.04|やり方・方法
歯周病によって歯の動揺がある場合、
今後の治療のために歯と歯の間を透明な接着剤で固定する場合があります。
T-Fix(ティーフィックス)・暫間固定(ざんかんこてい)と呼びます。
接着操作を呼気の影響を受けない乾燥状態で行うために
まずはラバーダムをします。
5倍速コントラとダイヤモンドポイントで接着する部分の表面をかすかになでます。
接着部分をリン酸処理し、充分に水洗します。
透明な歯科用接着剤(スーパーボンド)で固定します。
固定を終えましたらラバーダムをカットして外します。
仕上げを終えました。
歯間ブラシでの清掃が必要です。
このように歯の大きな動きを止めたあと、
今後、歯周病治療のための外科処置を行います。
重度の歯周病の場合でも外見では分かりにくい場合があります。
手遅れになる前に適切な外科処置を行うことで
歯の寿命を延ばすことが可能になることがありますのでご相談ください。
広島の歯周病治療歯科 三好デンタルオフィス