オフィスポリシー
2014.6.24
セラミック治療 は 接着 が重要です。2014.06.24
接着こそが最重要要素です。
決して金属・セラミックと材料が違うだけではありません。
写真向かって左側の2本の歯が20年以上前のセラミック治療です。
現在よりも良い材料が無い時代背景を考えますと、とても長持ちしています。
舌側ミラー像です。
当時では珍しいと思われるオールセラミックスクラウンです。
まずはラバーダムを装着してから切削を開始します。
無事に除去できました。
当時は化学的に結合する接着性レジンセメントが存在していませんので
化学的に接着しているのではない合着セメント(ごうちゃく)で装着されています。
症状が無く、取れていなくても、合着セメントでは経時的に溶解と漏洩が起きてしまいます。
除去したセラミックスクラウンです。
金属のかぶせものと同じように周囲から漏洩しています。
合着セメントの溶解と、接着時の水分の付着が原因の一部と考えられます。
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セラミックのつめものをレジンセメントを用いて接着している写真です。
接着時にはラバーダムを装着し、口腔内の水蒸気が歯の表面に付着することを防ぎます。
弊オフィスでは接着時はラバーダム+レジンセメントを基本としています。
つまり、金属治療と同じようにセラミックを「くっつける」のでは不十分と言わざるを得ないのです。
M・Mさん、ついに過去の人工物はすべて除去できました。
ゴールまであと少しですね!
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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)