口腔外科処置広島
2013.8.22
左下第二大臼歯の抜歯
左下第二大臼歯周囲の歯ぐきが腫れ、膿も出ています。
歯周ポケットも10mmを越える深さです。
歯そのものも上下に浮き沈みしますので咬めない状態が続いています。
CTによる断面像です。
下歯槽神経管に及ぶほどの病変の大きさです。
歯列方向の断面です。
病変の中に歯が浮いている状態です。
1本の歯としては残念ですが、全身の健康のため抜歯せざるを得ません。
局所麻酔後に抜歯鉗子でグリップして動かします。
病変の中に浮いていますので抜歯はとても容易です。
無事抜歯を終えました。
抜歯窩です。内部の炎症性の組織をきちんと除去することが必要です。
抜歯した歯と周囲の肉芽組織の一部です。
エンドペリオ病変だと考えられます。
いつものようにTCコーンを砕いたものを入れます。
スポンゼルを挿入して血液の貯溜を促します。
縫合して終了です。
S・Sさん、今日が新たなスタートですね。
腫れると思いますのでお大事に。
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)