口腔外科処置広島
2013.2.23
抜歯一週間後にはこうなります。右下水平埋伏智歯 親知らず|7日後|詳しい抜歯手順
※外科処置の写真が含まれますのでご注意ください。
先週土曜日に右下水平埋伏智歯の抜歯をして一週間経過しました。
まずは先週の抜歯時からです。
右下の親知らずを内側から覗いた状態です。
手前に食い込んでいます。
実際のおくちです。右下のミラー像です。
親知らずが水平になって埋伏しています。
表面麻酔+局所麻酔後に粘膜剥離して親知らずを露出させます。
丸ごとの抜歯は不可能ですので分割します。
まずは歯の頭の部分(歯冠)を取り出します。
続いて歯根を取り出します。
なかなかの強敵でしたので分割して抜歯を終えました。
無事抜けてからっぽになっています。
念のためレントゲンで確認します。
抜歯後の穴(抜歯窩)にTCコーン(抗生物質の錠剤)を砕いたものを入れます。
スポンゼル(吸収性ゼラチンスポンジ)を入れて血液の貯溜を助けます。
抜歯窩は血液が溜まることで治癒していきます。
縫合を終えました。
この日には同時に右上の親知らずも抜歯しています。
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ここからが本日です。抜歯後一週間(7日後)です。
抜糸(ばついと)しました。驚くべき回復力です!
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T・Yさん、上下の抜歯で大変だったと思いますが、順調な回復に安心しました。
抜歯後は血液の貯溜を保つため安静にしておくことが大切です。
T・Yさんはこの一週間は安静のために、コーンスープ・野菜ジュース・ヨーグルトで
乗り越えたとお聞きしました。
その甲斐あって、平均的な場合よりも治りが早いように感じます。(私見です)
次回、反対側の上下親知らずの抜歯も頑張っていきましょう!
広島南区の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス