セラミック歯科広島
2012.12.5
セレックで複数の前歯を作製する場合 バイオジェネリックコピー
セレックで複数の上顎前歯を作製する場合、仮歯の形態の移行が重要です。
歯の軸が曲がっていたり、中心の位置がズレていると問題ですし、
舌側の形態がアンテリアガイダンス（下の歯とのこすれによる下顎の誘導）に
直接的に影響するからです。
そこで「バイオジェネリックコピー」というモードで仮歯の形態をコピーします。
上顎のグレーに見える模型画像が仮歯が入った状態でスキャニングしたものです。
先ほどの仮歯のデータを用いて歯のデザインがコンピュータによって
計算されました。
中央の2本と左側側切歯の計3本を作製します。
この「バイオジェネリックコピー」では仮歯の形が完全にコピーされますので
仮歯で歯の形を煮詰めておく必要があります。
仮歯の形態にこそ歯科医師の技量が出ます。
ちなみに通常の「バイオジェネリック」からでも調整を繰り返して
歯の形態を導くことができます。
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このケースにおいても従来の型取りをすることなく作製できます。
本日治療した7本とも口腔内直接スキャニングのみ行っています。
これからはパソコン操作の技量も治療技術の一部ですね。
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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）
