口腔外科処置広島
2012.7.20
右下親知らずの抜歯 半埋伏智歯 CT診断|2012.07.20|抜歯のしかた
※外科処置の写真が含まれますのでご注意ください。
画像一番左の右下の親知らずを抜歯します。
右下親知らずの内側をミラーに反射しています。
わずかに頭を出しています。
手前の歯には金属治療による歯ぐきの黒ずみ(メタルタトゥー)があります。
正面から見ています。
まずは表面麻酔をしたあと下顎孔伝達麻酔をします。
麻酔が効きましたら切開して歯の全体像が見えるようにします。
最初の切開線の設定位置によって難易度が大きく変わります。
骨には埋まっていませんのでそのまま抜歯できる可能性があります。
いつものようにへーベルで動かします。
最遠心(奥)の歯でなおかつ歯根が遠心に湾曲している場合は
歯根分離鉗子を積極的に使い遠心側へ脱臼させます。
脱臼しましたら抜歯鉗子に持ち替えグリップします。
根の出たい方向を探りながら揺さぶっていきます。
無事抜けました。
抜歯窩(抜歯後の穴)には血液が貯留して治癒していきます。
レントゲンでなにも残っていないことを確認します。
縫合して終了です。
抜歯した親知らずです。いままでおつかれさまでした。
左側についているのは歯嚢(はえる前の歯を包んでいる袋)の一部です。
歯の一部しか出ていなくても歯と歯ぐきの内部に細菌が入り込み歯石を形成しています。
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「先生、抜歯には器用さとセンスがいるわね。」とT・Kさん。
私が理想とする治療に賛同してくださる患者さんに恵まれ
思うがまま、理想を追求して日々治療をさせてもらっています。
やはり腫れると思いますのでお大事に。
一人でも多くの治療でお困りの方に。
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