オフィスポリシー
2012.2.8
シロピュア モーターハンドピース P40IL 追加しました。シロナとカボの比較
タイトルでは分かりにくいのですが
歯科治療に使うハンドピースを1本追加しました。
等速コントラです。主にお口の中での研磨に用います。
シロピュアは注油不要のハンドピースでお口の中や歯にオイルが飛び散ることがありません。
オイルを使わないので接着を阻害しないと考えられています。
今回もドイツの空気が少し入っているはずです。
開封しました。
シロブリーズというチャック(ドリル把持部分)洗浄剤が付属しています。
開封前に気づいてSironaのAさんに確認をとったのですが
昨年の秋ごろからSironaの等速コントラは3点注水から1点注水に
ドイツ本国で仕様変更になったのだそうです。
品番がまったく同じなので少々混乱してしまいます。
左:今回購入したもの 右:昨年5月に購入したもの
製造年だけが異なります。品番はP40ILで同じです。
それではSironaの新旧等速コントラとKaVoの等速コントラの比較をしてみます。
モーターとのジョイント部分を整列させると一番上のKaVo製がコンパクトです。
わずかにKaVo製がバーのアングル(角度)も大きいように感じます。
左:Sirona 新 右:Sirona 旧
ヘッドのサイズは新しいほうがコンパクトです。
左:Sirona新 右:KaVo
左:Sirona旧 右:KaVo
左:Sirona新 1点注水 右:Sirona旧 3点注水
「新」にも穴が二つありますがエアーと水の1点注水です。
左:Sirona新 右:KaVo
KaVoもエアーと水の1点注水です。
左:Sirona旧 右:KaVo
グラスロッド(黒い楕円の部分:光が伝わって光る)の部分にも
それぞれの設計思想が現れています。
これはモーターとのジョイント部分です。
左:Sirona新 中央:Sirona旧 右:KaVo
KaVoはライトの位置あわせ用の突起が沈むようになっています。
(ライトなしモーターでも使えるように)
黒い丸の部分がグラスロッドでモーター本体のライトから光が伝わります。
そのためにオス・メスを作って位置を合わせる必要があります。
このたび等速コントラを1本増やしましたので弊オフィスのハンドピースは
上の写真のようになりました。
上の列:KaVo(カボ)用 下の列:Sirona(シロナ)用
KaVo:ストレート×3・ 5倍速コントラ×3・等速コントラ×3・タービン×1
Sirona:ストレート×2・ 5倍速コントラ×3・等速コントラ×3・タービン×1
エンド用コントラ×1・インプラント用コントラ×1
患者さんがお座りになったあとで滅菌済みのハンドピースを装着します。
撮影に用いた3本も滅菌後に使用します。
わずか2台のユニットにここまで揃える必要はないのかもしれません。
KaVo E80・Sirona TENEO というドイツ製フラッグシップユニットに
それぞれの純正ハンドピースで揃えています。
世界中でもこの2種類のユニットを使用している歯科医院は稀ですから
私にしか分からない両者の微妙な性能の個性があります。
かつて有名な大工さんがこうおっしゃっていました。
「道具にお金をかけない職人は信用できない」
私もまったく同意見です。
広島市の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)