三好デンタルオフィス

う蝕検知液 （虫歯 むし歯 染色液）の取り扱いはこのようにしています。

　

むし歯の治療には「う蝕検知液」が欠かせません。

色や硬さといった目分量・経験ではう蝕（むし歯）を判断できないからです。

　

この赤い染色液を乾燥させたむし歯部分に塗布して約10秒放置したあと水洗します。

そうしますとむし歯になっている部分がピンク色に染まって判別できます。

 （写真はニシカ カリエスチェック）

　

この製品に限らずほとんどの製品が直接歯に塗布できるようになってはいますが

直接使うとノズル先端を唾液に汚染させずに使うことは困難です。

雫（しずく）のように滴下すれば理論上可能ですが

持つ手も清潔であることが必要となります。

　　

そこで弊オフィスでは使い捨てのマイクロブラシを使います。

　

ディスペンサー横のノブを回すと1本ずつ出てきます。

　

このように先端にブラシ状に繊維がついています。

　

先端にう蝕検知液を吸収させて治療に使います。　

この記事 に実際に染めた写真があります。

　

このように小分けにして使うもの

（う蝕検知液・表面麻酔軟膏・表面処理材など）は必ずマイクロブラシを使います。

　

術者（私）はグローブ（手袋）をしていますから、なにも触る前は「清潔」ですが

一度でもお口に触れれば「不潔」になります。

　

弊オフィスではグローブをしたままの器具準備は一切いたしません。

アシスタントと二人で治療をしている場合はこのように準備します。

　

１、アシスタントがグローブを外して廃棄し

　　素手でマイクロブラシディスペンサーのノブを回し 1本出します。

２、私がグローブのままディスペンサーに触れないように

　　マイクロブラシの中央部分を持って取ります。

３、アシスタントが薬液をマイクロブラシに滴下します。

４、アシスタントは新しいグローブを装着し治療を続けます。

※第二アシスタントがいる場合は第二アシスタントが準備をします。

　

このように治療途中での器具準備は必ず1枚もしくは1セットの

グローブを廃棄します。

　

「治療中に直接グローブをした手でつかんでそのまま歯に塗布する」というのは

2人目の使用以降は不潔と言わざるを得ません。

　

歯科医療では従来より

「不潔だと分かっているがコスト・手間がかかるので良しとしよう」

という暗黙の了解がたくさんあります。

このう蝕検知液の扱いだけを見てもその医院のポリシーがすべて凝縮されています。

　

弊オフィスではそういった妥協を一切いたしません。

すべてにおいて妥協しない治療を望まれる方だけに治療をしたいのです。

　

　

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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）