口腔外科処置広島
2011.12.6
広島市の歯科 右下親知らずの抜歯 歯科用CT 2011.12.06
親知らずはほとんどの場合、抜歯をお勧めしています。
親知らずが出てきたとのことで抜歯を希望されました。
一番奥のくぼみに親知らずが顔を出しています。
CT画像です。埋まっている親知らずの場合、どの位置にあるか
抜歯を開始する前に把握できます。
この歯は奥側が骨に覆われていますので骨の形態修正が必要です。
通常見ることの出来ない内側からでも観察できます。
親知らずの形・位置を把握してから落ち着いてオペを開始します。
局所麻酔(意識のある部分的な麻酔)のあと、歯ぐきをめくります。
当然ですがCTで把握した場所に親知らずがあります。
備えあれば憂いなしとはよく言ったもので、
奥側の骨を形態修正しましたらスムーズに抜けました。
縫合しました。縫合はある程度で充分です。治癒力に委ねます。
抜けた親知らずです。
根の先端が折れていないことを小さなレントゲンを撮影して確認します。
からっぽになっていて安心です。
縁取りのように、より白く写っている部分は骨が硬い所です。
これは抜歯前のレントゲンです。
縫合した糸は一週間後にハサミで切って取ります。
この糸を取ることを「抜糸」と書きますが、
私の知る限り歯科の世界では「ばついと」と読みます。
「ばっし」だと「抜歯」と区別がつかないのが理由です。
少し腫れると思われます。お大事に。
広島市の歯科口腔外科 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)