歯周病再生治療広島
2022.6.3
右上犬歯の抜歯と側切歯部に骨増生GBRを行いました。2022.06.03
右上側切歯欠損に対して③2①ブリッジがセットされています。
パノラマレントゲン写真です。
CTによる立体画像です。矢印の部分に大きな骨欠損が存在しています。
膿も出てきています。
右上犬歯は歯根の先端まで炎症が及んでおり、抜歯は免れないため
抜歯と同時に骨欠損部分に骨増生処置(GBR)を行います。
まずはブリッジを除去します。
金属フレームがありますのでラバーダムを装着してから金属を切削します。
ブリッジを切断し、右上中切歯のかぶせものを除去しました。
右上犬歯にヘーベルをかけて抜歯します。
無事に抜歯を終えました。
歯根表面には歯石が付着しています。
抜歯後の穴(抜歯窩)から骨欠損部分に対して切開していきます。
粘膜を剥離し、炎症性の肉芽組織を取り除いていきます。
コラーゲンシートで隔壁を設置します。
歯周組織再生ジェルであるエムドゲイン®を塗布します。
骨補填材を填入し整形します。
コラーゲンシートで包みました。内部での骨増生を促します。
減張切開し、吸収性の縫合糸で縫合しました。
仮歯を固定して治癒期間を過ごしていただきます。
治癒後にはインプラント治療を行います。
炎症の放置は心臓を含む全身に悪影響を与えます。
K・Mさん、大きな外科処置となりましたが、よくぞご決断なさいました。
治癒後を楽しみにしています。
広島市南区の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス