その他の治療
2022.1.5
顎関節症(顎の関節の不調)治療用のマウスピースです。2022.01.05
顎関節症とは、顎の関節が不調を来たすことを指し
顎を大きく開けられない、開閉時に音がする、痛みがある等の症状があります。
顎関節内の関節円盤の負担を減らし、リラックス効果をもたらすためにマウスピースを製作します。
型取りした上顎に対して、硬いレジン製のマウスピースを作成します。
噛み合わせは、中心位(関節の顆頭が関節窩の前上方位にある位置)を意識して決定します。
臨床上では下顎を誘導し、筋肉の影響を出来るだけ排除します。
噛んでもらって位置決めをすると再現性が無いため、脱力してもらい誘導します。
上顎に装着した状態で、下顎の歯列が絶えず複数本当たり、歯ぎしりした際にスムーズに動かせるように調整します。
調整後に研磨して装着した状態です。
少なくとも就寝時に装着していただきます。
日中も使ってもらって構いません。
明確な接触位置が必要となりますので、
調整できない薄いもの、軟らかいもの、は不適切と私は考えます。
そういったものは矯正治療であったり、コンタクトスポーツ、ウェイトトレーニング用と私は考えます。
S・Sさん、最初は眠りにくいものと思いますが、良くなることを祈っています。
広島市南区の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス