セラミック歯科広島
2019.7.16
頬側からむし歯になっていた左上奥歯をセラミック治療しました。2019.07.16
過去にコンポジットレジンと考えられる材料で治療がなされていますが、そのギャップからむし歯になっています。
この部分はブラッシングが困難であり、治療するのも困難な部位です。
咬合面にも修復物があり、頬側のむし歯の範囲も広いため、
今後のむし歯のリスクを減らすべくセラミックのかぶせものによる修復を行います。
治療のスタート前にパウダリングして現在の状況をセレックでスキャニングしておき、
咬頭の位置を新しいセラミックのかぶせものの形態の参考にします。
出来るだけ違和感がないようにするためです。
局所麻酔後に過去の充填物の除去と支台歯形成及びデンティンシールを行い、改めてパウダリングしてセレックでスキャンします。
治療前のデータを参考に新しいセラミックのかぶせもの(セラミッククラウン)のデザインをします。
セラミックブロックからミリング(削り出し)します。
ミリングを終えました。
乾燥状態でセラミッククラウンを接着し咬合調整と研磨を行い終了です。
修復物とのギャップを減らすことと、細菌の付着性が低いセラミックの物性上のメリットがあります。
K・Hさん、これでこの歯が長く元気でいてくれることを願っています。
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広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※セラミック治療は割れる可能性や脱落する可能性があります。
割れたり脱落したセラミック修復物は誤飲や誤嚥の恐れがあり、消化器系や呼吸器系に
重篤な障害をもたらす可能性あります。
このケースは充填物の除去5400円、セラミック修復物75600円 1回の治療です(執筆時)
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)