設備・機材
2014.4.19
オステルISQアナライザによるインプラント安定度を正確に測定しています。2014.04.19
インプラントの埋入オペ後、どれだけしっかり骨と結合しているかを判断するのは困難です。
従来は埋入後の期間や経験に頼って判断をせざるを得ない状況でした。
オステルISQアナライザを用いることで安定度を数値化して
判断の参考にすることができます。
オステルISQアナライザ本体です。
ISQとはImplant Stability Quotient(インプラント安定指数)です。
ACアダプターで充電式です。
スウェーデンのOSSTELL AB 社製です。
測定用プローブがケーブル接続されています。
付属のテストピースです。
スマートペグと呼ばれるペグをインプラント本体に締結し
スマートペグ先端の磁石部分と測定用プローブから発せられる磁気パルスにより
非接触のまま測定します。
写真左:スマートペグ 写真右:スマートペグホルダー
スマートペグ先端の磁石の部分にスマートペグホルダーがくっつき
ハンドリング時に落ちません。
埋入後およそ1ヶ月が経過したインプラントの測定を行います。
埋入時の記事はこちらです。
https://www.mdo.jpn.com/blog/2014/03/post-1070.html
スマートペグをインプラントフィクスチャーに手指圧で締結しました。
カスタムアバットメントのセット予定日から逆算して
このケースでは埋入後1ヶ月に2次オペを行っています。
測定用プローブを近づけて測定します。
ISQ値は83でした。
70以上であれば臨床的な咬合力負担が可能と考えられています。
数値化されて記録に残せますので術者にとっても非常に有益と感じています。
※ISQ値はあくまでも参考ですので最終的な判断は歯科医師の責任です。
Y・Sさん、上顎のISQ値の今後が楽しみです。
もしよろしければ
人気ブログランキングに投票する をクリックお願いいたします。
どんなことでも治療についてのご相談はお気軽にこちらからどうぞ。
Facebook 三好デンタルオフィス 宛でも結構です。
インプラント治療を科学的測定で行っている広島市の歯科 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)