設備・機材
2014.5.2
GETINGE HS22滅菌器 排水ホースの改良 ピンチコック
弊オフィスではスウェーデンGETINGE社のオートクレーブ滅菌器 HS22を
使用しています。
真空状態にしてから加熱水蒸気を高圧で浸透させることで
袋状のもの・管状のものの内部まで滅菌できるクラスB滅菌器です。
この滅菌器には脱塩水を入れるタンクがあります。
滅菌用の水蒸気の生成用であるとともに、真空・高圧を水流で作り出しているようです。
エアー回路の接続はありません。
そのタンクの水は本体とともに温まり「藻」が生えますので
定期的に交換する必要があります。
使用期間が長くなると排水用のバルブに藻が詰まって水の流れがとても悪くなってしまいます。
写真左側が本体側ホースについていたバルブです。
右側の排水用ホースのアタッチメントを挿入することで
本体側バルブが開き、排水される構造です。
本体側ホースのバルブの内部です。
排水用ホースのアタッチメントを挿入しても内径があまり大きくなりません。
そこへ藻が徐々に詰まってしまうのです。
そこで本体側ホースのバルブを外して
ホフマン式ピンチコックでシリコンホースを閉めることにしました。
念のため2個使用していますが1個でも充分に止水できます。
※弊オフィスの自己責任で改良しています。
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