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インプラント歯科広島
2023.9.26
タイでのインプラント治療を引継ぎました。2023.09.26|他院でのインプラント
タイから日本にご帰国されたN・Yさんのインプラント治療を引き継ぎます。
5月に赴任先のタイにてインプラント埋入オペを受けておられます。
レントゲンのみでもストローマンインプラントである可能性が高いですが、カルテのコピーから確定できました。
原則として、あらゆるインプラントに対応しています。
他院でのインプラント治療でも対応できないことはありませんので、ご相談ください。
完全埋入にて治癒していますので二次オペが必要です。
二次オペとは、完全に封鎖している歯肉を切開して歯肉貫通部分の歯肉の形態を形成するための二次手術を指します。
矢印のように骨および角化歯肉が陥凹していますので2次オペ時に骨増生処置を行い、膨らみを回復します。
φ4.8㎜ワイドタイプのインプラントがタイにて埋入されています。
骨の陥凹があり、インプラントネックがわずかに露出しています。
治癒促進のために皮質骨にドリルで穴を開けて出血を促す「デコルチケーション」を行います。
キャップ交換用の高さの高いヒーリングキャップに取り替えます。
骨移植材を陥凹部分に填入して骨吸収を防ぎます。
陥凹部分を膨らませることで、最終的な歯冠修復物セット後の食渣の停滞も防ぎます。
吸収性の縫合糸で垂直マットレス縫合を行い2次オペの終了です。
治癒後にはジルコニアカスタムアバットメントを作成し、最終的にセラミックのかぶせものをセットします。
N・Yさん、治癒後には噛める日がやってきますね。楽しみです。
※処置後3週間、治癒後の状態はこちらの記事に書いています。
「骨増生処置から3週間経過しました。2023.10.18|インプラント二次手術・二次オペ」
広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス