口腔外科処置広島
2019.3.26
右下の水平半埋伏智歯を抜歯しました。顔を出した親知らず 2019.03.26
右下の親知らずが倒れたまま生えて手前の第二大臼歯に食い込んでいます。(水平半埋伏智歯)
この部分にプラークが堆積し、むし歯・歯周病を引き起こす可能性を高めてしまいます。
抜歯をご決断です。
局所麻酔後にまずは粘膜を剥離し、親知らずが良く見えるようにします。
このままでは抜歯することができませんので、歯冠と歯根を切削して分割していきます。
当然のことながら神経や血管を考慮した安全な領域で必要最小限の切削を行います。
歯根部分をさらに分割し無事に取り出せて、右下親知らずの抜歯の完了です。
抗生物質の錠剤を砕いたものと、ゼラチンスポンジを挿入し、吸収性の縫合糸で縫合しました。
もともと親知らずの頭が出ていたケースですので完全な封鎖には致しません。
完全に封鎖するように縫合(縫縮)すると角化歯肉を減らし可動粘膜が第二大臼歯に近くなってしまう可能性があります。
K・Sさん、ご決心には勇気が必要だったことと思いますが、これでリスクが減りましたね!
もしよろしければ
ブログランキングに投票のため、このリンクのクリックお願いいたします。
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)