歯周病再生治療広島
2018.2.21
エムドゲインを用いた骨再生治療 左下第一大臼歯 2018.02.21
欠損している左下第一大臼歯にインプラント治療を計画します。
抜歯前の炎症の範囲が大きかったため、骨の治癒が不十分ですのでこのままではインプラントの稙立が困難です。
インプラントの埋入オペに備えて、エムドゲインを用いた骨再生療法(GBR)を行います。
実際のおくちです。
粘膜治癒は十分に進んでいます。
粘膜を剥離しました。
軟組織が井戸を掘るように円注状に存在しています。
まずは軟組織を掻把して除去します。
エムドゲイン(Emdogain)を準備します。
軟組織を掻把した窪みにエムドゲインを注入します。
骨補填材であるハイドロキシアパタイトをタイトにならないようにフワッと加えます。
吸収性コラーゲンメンブレン(膜)でカバーし軟組織の侵入による骨形成の阻害を防ぎます。
抜糸不要な吸収性の縫合糸で縫合して終了です。
骨の治癒を確認し、その後にインプラントを埋入します。
I・Kさん、これで骨が出来るのを待つばかりですね。
広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス