オフィスポリシー
2011.9.1
お口の写真を撮ることでいろいろなことが分かります(口腔内写真)
お口の写真(口腔内写真)を撮ることで本当にたくさんのことがわかります。
三好デンタルオフィスでは初診時・治療開始前・治療中・治療後と
とにかくたくさんの写真を撮って記録します。
歯科治療のほとんどは元に戻せない治療ですから
最初の状態を記録しておくことはとても大切です。
撮影した写真は必ず見ながらご説明し、ご希望でしたらデータも差し上げます。
撮影に使うグッズをご紹介します。
まずはミラーです。
お口のなかでは内側からカメラで撮ることができませんので反射させて撮影します。
左側は上あご・下あごの歯の並びを反射させてU字型に撮影するためのミラーです。
右側は「右上の内側」のように、部分的に細かく撮影するためのものです。
続いて唇や頬を伸ばすためのフック(口角鉤:こうかくこう)です。
そのままでは唇や頬が邪魔をして視界をさえぎりますので伸ばします。
そしてカメラです。
勤務医時代からの相棒で、キヤノンのKissFにレンズEF-S60mm、
スピードライトMR-14EXを組み合わせています。
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右手でカメラを、左手にミラーを持って、
第1アシスタントがフック(口角鉤)を持ち
第2アシスタントがエアーとライトで曇りを防止しながら撮影します。
オートフォーカスだとピントが合いづらい場合がありますが、
マニュアルフォーカスでも右手の小指でピントリングを回してピントを合わせられます。
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カメラは必ずグローブを外して素手で持ちます。
グローブしたままカメラを触ると、カメラが汚染源となり院内感染を招く可能性があるためです。
つまり撮影するたびに新しいグローブに交換しますのでまさに湯水のようにグローブを使います。
実際の写真です。右上をミラーに反射させて撮っています。
目で見ると1倍でしか見えませんが、写真を撮って拡大すると
金属と歯の隙間や、見えにくい角度の虫歯も発見できます。
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写真を撮るのは、撮るほうも撮られるほうも少々大変です。
唇を伸ばしたり、風をかけたりしますからあまり気持ちのいいものではありません。
撮る側は無理な体勢になるので汗をかきながらも、なんとかよくわかる写真を撮ろうとしています。
撮影が終わったあと、「ありがとうございました」と言ってくださる方が
いらっしゃいます。
いつも全力で頑張っていますが、そんなときにはもっと頑張れます。
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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)