三好デンタルオフィス

KaVo E80 スピットンの流れ不良・詰まりの改善方法 2017.10.21

 

弊オフィスのKaVo（カボ）の治療室です。

KaVoとはドイツの歯科医療機器メーカーの名前で、弊オフィスにはフラッグシップモデルである ESTETICA E80 を設置しています。

 

うがい用の水受け（スピットンボウル・うがい鉢）からの排水は

水垢の蓄積などにより排水路が狭まってしまい、当初のようなスムーズな排水が困難になってきてしまいます。

詰まっているわけではないですが、排水が非常に遅くこのままでは良くない状態に陥ります。

 

ちなみに、このうがい鉢は陶器で出来ていますが、使用しているとメラミンスポンジでも落とすことのできない黒ズミが出てきます。

私はロビンソンブラシをモーター駆動して研磨しています。手間はかかりますがかなりすっきり白くなります。

 

さて詰まりの件に戻ります。

中央のフィルターと通称「クラゲ」と呼ばれるフィルター目隠し部品を取り除きますと

排水口そのもののような形状が出現します。

 

ここで登場しますのは三栄水洗製作所 さんの PR8700-L 真空式パイプクリーナー です。

このために購入しましたがコストパフォーマンスは最高です。

KaVoのユニットのために設計されたのではないかと思うくらいジャストフィットします。

少し水を貯めてから行うようにするコツが必要ですが

ピストンを往復させますとめでたく流れ不良が解消しました！

 

KaVoのマークが入ったOEMの純正品がもしも出たとしたら、とんでもない価格になりそうで怖いです（笑）

KaVo E70 も同様のスピットンボウルですので流れが悪くなったらこれで解決できるはずです。

※この方式での詰まりの改善はあくまでも私個人の見解につき一切の責任を負いません。

 

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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）