設備・機材
2015.4.27
スプレービットを追加しました。衛生管理 シロナ テネオ 2015.04.27
歯科治療には水流とエアーブローが欠かせません。
特に接着処理の手順においては酸エッチングしたあとに洗ったり、乾かしたりすることがとても重要な要素です。
それを行うための装置がスプレービット(スリーウェイシリンジ,マルチウェイシリンジ)です。
よく使う部分というのは、つまり汚染されやすく、歯科医院において最も汚い部分になりうる部分です。
弊オフィスでは、オープン時から使用ごとにスリーブを外してDACユニバーサルで洗浄・滅菌しています。
このたび、シロナ テネオ用のスプレービットのスリーブ(ハウジング)を1セット追加しました。
ドイツ仕様の右水タイプのスリーブと、光ファイバー付きノズルのロングです。
パッケージ自体がネジのような構造になっています。
こういうギミックにドイツらしさを感じます。
スリーブとノズルを接続して使用します。使用後は外して洗浄・滅菌します。
ボタン部分のシリコン素材の形状が改善され、中央に隆起が付いています。
弊オフィスの通常時はこの状態です。
手の触れる部分はすべてラッピングし、使用ごとに取り替えます。
治療開始時にきれいな状態のスリーブをセットし使用します。
治療中でも唾液がついたグローブ(手袋)ではスプレービットは極力触りません。
グローブを取り替えてから持ちます。
スプレービットが汚染されると、スプレービットを持つたびにグローブが無駄に汚染されるからです。
グローブは文字通り湯水のように使っています。
弊オフィスのドイツ製治療ユニット シロナ テネオのスプレービットは冷風温風・冷水温水に加えてライトも付いています。
使用後は外してDACユニバーサルで洗浄・滅菌します。
最近ではシロナ テネオの使用割合が多いため、1セット追加しました。
治療の際には飛沫(しぶき)による唾液の汚染を伴いますので、外して洗浄・滅菌できることは欠かせません。
裏を返せば、他がどんなにきれいでもスプレービットが外せなかったり、滅菌していないのであれば、意味がありません。
ドリルのハンドピースにおいてもまったく同じです。
飛沫による汚染を考えますと個室でなければなりません。
当然のことですが、弊オフィスは自分の子どもをそのまま治療できる衛生状態をいつも維持しています。
もしよろしければ
衛生管理を重要視し、世界で最も清潔な歯科医院を目指す広島市の歯科 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)