日記
2012.6.23
顎関節症にはマウスピースを作製しています。スプリント療法
顎関節の不調＝顎関節症は種々の理由で起こるとされています。
ホルモンバランス・ストレス・噛み合わせの不調などが考えられています。
症状としては開口困難・閉口困難・関節雑音に加え痛みが出る場合もあります。
治療方法としては顎関節のストレス軽減を目的として
マウスピース（スプリント）療法があります。
顎関節を基準とした顎の位置に誘導して位置決めします。
（臼歯部に約2mm程度のスペースができるようにリーフゲージを挟み
中心位に誘導してバイトレジストレーションします）
透明な硬質プラスチックで作製したマウスピース（スプリント）です。
赤い部分は咬合のマーキングをした部分ですので色は取れます。
最終的にはピカピカに研磨します。
いろんな部分が均等に接触するように調整し
なおかつ下顎の前後左右の動きがスムーズに行えるように調整します。
（専門的には中心位と習慣的閉口位の両方でスムーズなガイドを目標とします。）
透明なプラスチックですのであまり目立ちません。
装着することで顎関節がリラックスすると考えられています。
基本的には就寝中に装着していただきます。
歯並びによって挙上量は異なります。
下顎が右に偏位した状態
下顎が左に偏位した状態
このケースのM・Kさんは顎関節症の改善後
すべての金属の除去と噛み合わせの再構成を行います。
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※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）
