セラミック歯科広島
2026.6.16
右上第一大臼歯の金属を除去してセラミック修復しました。2026.06.16|すり減った奥歯

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。
S・Hさんの右上第一大臼歯の金属インレー(メタルインレー・銀の詰め物)を除去してセラミック修復します。
_

口蓋側面観です。
_

頬側面観です。
_

金属除去ですのでラバーダムを装着して金属切削片から口腔粘膜を保護します。
金属切削片が口腔粘膜に触れると金属アレルギーを引き起こす可能性があります。
_

天然歯質(エナメル質・象牙質)及び金属インレーにすり減りがみられます。
中高年以降の患者さんの場合、歯が長持ちするように一歩踏み込んで保護するための治療が必要と考えます。
この歯においても咬合面をセラミック修復物で保護して、これ以上のすり減りを防止します。
_

金属を除去しました。
エナメル質部分にヒビ・亀裂が存在しています。
_

除去した金属インレーの内面です。
黒く変色しており、漏洩の可能性を示唆しています。
_

顕微鏡下で録画しながら形成を終えました。
_

ラバーダムを外してセラックプライムスキャンでスキャンします。
_

ここからはセレックのソフトウエア上でデザインします。
まずはマージンライン(セラミック修復物との境界線)を設定します。
_

治療前の形態を参考にしながらセラミック修復物をデザインします。
_

下顎歯列対合歯との咬合強さも確認します。
_

セラミックブロックからセラミック修復物を削り出します。
_

強度に優れるe.max®️(二ケイ酸リチウムガラスセラミック)ブロックを用います。
_

ブロックからの削り出しを終えました。
_

口腔内での適合を確認します。
_

咬合面を保護するデザインです。
_

裂溝のディテールアップと研磨を行い、840度で約20分間真空焼成します。
焼成することで結晶構造が変わり歯の色調となり、強度が増します。
_

接着内面をフッ化水素酸で酸処理します。
_

バキュームのアダプターを装着し、口腔内の唾液や水蒸気を排除しながらレジンセメントで歯に接着します。
光照射してレジンセメントを硬化させている場面です。
_

咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
_


万が一、石を噛んでしまったとしてもセラミックが壊れて歯にエネルギーが伝わらないように保護しています。
_

_

S・Hさん、本日また一つ金属が無くなり、咬合面の保護もでき私も嬉しいです。
すべてはご決断の賜物です。
_
広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス