設備・機材
2022.11.8
SIRONA TENEO シートバック固定ピン交換 2022.11.08
弊オフィスのドイツ製治療ユニット SIRONA TENEO (シロナ テネオ) のリコール修理です。
ドイツ本国において、背もたれとリクライニング用モーターからのシャフトを固定するピンが
徐々にずれて抜けてしまい、背もたれが突如倒れきってしまうケースがあったとのことで
日本でもリコール修理です。
TENEOの初期モデルのみが対象で、広島県の2台のうち1台が弊オフィスのTENEOです。
ことあるごとに治療ユニット(シロナ社ではトリートメントセンターと呼称)について書いていますが、
治療ユニットは歯科医師の「刀」と私は考えていますので妥協することはありません。
弊オフィスで患者さんが一番長くお過ごしなのは、待合室のソファーではなく治療ユニットですし
機器の性能にこだわることは言うまでもありません。
矢印の内部のピンが対象部品です。
弊オフィスのTENEOのピンは全くずれていませんでした。
ヘッドレストはテンピュール製(写真:グレー)と純正をケースによって使い分けています。
私が治療時に座るスツール(写真右上部)はドイツのKaVo社製です。
手前が交換前のピンで、袋に入っているものが交換するピンです。
構造的にずれる余地が無くなるように長くなっています。
ピンを取り替えて終了です。
「作業自体は簡単ですが、そこにアプローチするために分解するのが大変です」とYさん。
デンツプライシロナ社 Yさん ありがとうございます。
※修理後にはラップを全て取り替え、アルコールで全体を清拭しています。
広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス