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※厚生労働省 医療広告ガイドラインに沿うための記述

すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)

口腔外科処置広島

2025.7.29

膿が出ていた右上前歯の抜歯と骨増生処置を行いました。2025.07.29|抜歯を迷っている方へ

右上中切歯歯根部分の歯肉にフィステルが形成されている写真 右上中切歯歯根部分の歯肉にフィステルが形成されている写真

広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス 代表 三好龍治です。

K・Yさんの初診時の上顎前歯の状態です。

右上中切歯(矢印)周囲の骨が、炎症により溶けて膿の出口が形成されています。

この歯は、かつて歯冠部分が折れて、部分矯正により挺出(ていしゅつ:咬合面側に移動させること)させる治療を受けていらっしゃいます。

仮歯の状態で弊オフィスを受診なさいました。

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初診時のデンタルレントゲン写真です。

挺出してあるため歯根の全長が短くなっています。

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歯科用による立体画像です。

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矢状断面です。矢印部分の骨が無く、外部吸収しているようにも見えます。

状況から抜歯は不可避と考えられ、抜歯と骨増生処置後にインプラント治療を行うことをご決断です。

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右上中切歯歯根部分の歯肉にフィステルが形成されている写真

いよいよ本日、局所麻酔を行い抜歯と骨増生処置を行います。

まずは仮歯を外しました。

折れた歯は歯根の断面の幅が狭くなりますので、挺出しても審美的に不利な条件に追い込まれます。

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健在である左上中切歯と比べて、歯軸が舌側傾斜しています。

理想的な天然歯軸との差は生理的に不利な状況にあると言えます。

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フィステルが形成されている右上中切歯を抜歯した写真

抜歯を終えました。

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歯根表面には外部吸収している部分があり、骨と癒合しています。

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フィステルが形成されている右上中切歯を抜歯したあとの抜歯窩の写真

ここから骨増生処置(GBR)を行います。

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フィステルが形成されている右上中切歯を抜歯して粘膜を切開剥離したら唇側の歯槽骨が骨欠損していた写真

切開線を入れ粘膜を剥離し、炎症性の肉芽組織を取り除きました。

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フィステルが形成されている右上中切歯を抜歯して粘膜を切開剥離したら唇側の歯槽骨が骨欠損していた写真

唇側の歯槽骨がV字型に無くなっています。

唇側の歯槽骨がもし残っていると事前に判っていれば、粘膜を剥離せず抜歯即時インプラント埋入も可能です。

※ 理論上はこの状態からインプラント埋入して、骨欠損部分に骨増生処置をすることも出来ますが、

前歯の場合、骨のボリュームが審美的に重要な役割を果たしますので、

抜歯+骨増生(1回目)→ 治癒期間 → インプラント埋入オペ+骨増生(2回目)とすることで

2回骨増生処置を行う機会を設けることができます。

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右上中切歯唇側の歯槽骨の骨欠損を骨増生するためにサイトプラストを試適した写真

d-PTFE膜であるサイトプラスト(Cytoplast)をトリミングしてカバーする準備をします。

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右上中切歯唇側の歯槽骨の骨欠損を骨増生するためにサイトプラストを試適した写真

骨補填材を填入後、このようにカバーできるようにします。

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右上中切歯唇側の歯槽骨の骨欠損を骨増生するために骨移植材を填入してサイトプラストでカバーする前の写真

デコルチケーション(皮質骨穿孔)を行った後、骨補填材を填入しました。

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右上中切歯唇側の歯槽骨の骨欠損を骨増生するために骨移植材を填入してサイトプラストでカバーした写真

粘膜弁に骨膜減張切開を加え、粘膜の伸展性を十分に確保し、縫合の準備をします。

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右上中切歯唇側の歯槽骨の骨欠損を骨増生するために骨移植材を填入してサイトプラストでカバーして吸収性の縫合糸で縫合した写真

抜糸不要な吸収性の縫合糸で縫合しました。

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右上中切歯唇側の歯槽骨の骨欠損に対してオープンバリアメンブレンテクニックで骨増生した写真

保護膜(バリアメンブレン)が露出した状態で骨性治癒を期待するオープンバリアメンブレンテクニックです。

デリケートな処置ですので術後の安静が最も大切です。

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右上中切歯唇側の歯槽骨の骨欠損を骨増生して仮歯を接着した写真

仮歯を両サイドの歯に固定して本日の処置は終了です。

バリアメンブレンは6週後に撤去します。(無麻酔で可能)

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K・Yさん、よくぞご決断なさいました。

順調に治癒することを祈っています。

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※2025.09.11追記

オープンバリアメンブレンテクニックで骨増生を行い、術後約6週間経過した時点でメンブレン除去(シート除去)した写真

術後約6週間経過した2025.09.11にメンブレンの除去を行いました。

無麻酔で引き抜けます。

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広島市の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス

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