セラミック歯科広島
2022.4.13
左上臼歯部4本の金属を除去してセラミック修復を終えました。2022.04.13
左上臼歯部4本の金属を除去してセラミック修復を行います。
第二大臼歯からスタートです。
続いて第一大臼歯です。
第二小臼歯は過去に神経を取ってある失活歯ですので再根管治療を行います。
第二小臼歯の再根管治療を終え、
いよいよ本日、最後の第一小臼歯の金属を除去しセラミック修復します。
除去した金属の内面です。
第二小臼歯の支台築造と、第一小臼歯の支台歯形成及びデンティンシールを終えました。
※形態と深さによっては、この段階でのデンティンシールを省略する場合があります。
セレックプライムスキャンでスキャニングしてセラミック修復物を迅速にデザインします。
第二小臼歯のセラミック修復物です。
第一小臼歯のセラミック修復物です。
二ケイ酸リチウムガラスセラミックであるe.max🄬ブロックから削り出します。
2個の修復物の削り出しを終えました。
口腔内で適合を確認します。
研磨後に840℃で焼成します。
焼成することで結晶構造が整い歯冠色になり、強度も増します。
内面をフッ酸処理し、乾燥状態で接着し、咬合調整と仕上げ研磨を終えました。
セラミック修復治療は、金属を除去して生体親和性の高いセラミックに置き換えることが目的です。
色調が白くなることはあくまでも「おまけ」と考えます。
同じサイズの治療をレジン系の材料で「白く」治すことは、細菌の付着性や摩耗の速さを考えると問題です。
咬み合わせの高さの変化を早期に招くことを考えると、金属のままの方がまだましと考えます。(個人の見解です)
K・Tさん、山口県からのお越しに恐縮です。
次回よりいよいよ前歯の治療ですね、楽しみです。
広島市南区の自由診療専門歯科 三好デンタルオフィス