セラミック歯科広島
2018.11.21
ヒビ・割れ のあった右上小臼歯の治療から18日が経過しました。2018.11.21
矢印の右上小臼歯に ヒビ・割れ が存在し咬合時の痛みが出ています。(2018.11.03)
とはいえ、この状態でかなりの年月が経過しているとのことです。
咬合面観です。顕微鏡下でも裂溝部分から割れていることが判明しました。(2018.11.03)
イレギュラーな咬合様式であることも負担がかかる要因のひとつと考えられます。
電気歯髄診断機において歯髄が生きている生活歯であることがわかりました。(2018.11.03)
数年間この状態で安定していることを勘案すると、ヒビが入っているとはいえ
即座に抜歯や抜髄することは過剰であるように感じます。
このケースではヒビが拡がらないように、セラミッククラウンでカバーする接着治療を選択いたしました。(2018.11.03)
現在の歯のデータをセレックでスキャン(上の写真)しておき、歯の周囲を一層切削したあとに、
元のデータを利用してセラミッククラウンを即座に製作し接着する方法です。
局所麻酔を行い、支台歯形成を終えました。(2018.11.03)
パウダリングしてセレックでスキャニングします。(2018.11.03)
支台歯形成する前の元の形と合成して製作します。 (2018.11.03)
即座にセラミッククラウンを製作します。 (2018.11.03)
研磨後に接着して咬合調整を終えた状態です。(2018.11.03)
セラミッククラウンの接着後 18日が経過した本日の状態です。
赤い咬合紙で咬合接触状態を確認している場面です。
稀なケースといえますが、このまま安定して欲しいと願っています。
M・Hさん、状態は好転しているとのことで安心いたしました!
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広島市の自由診療専門の歯科医院 三好デンタルオフィス
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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)