オフィスポリシー2018年02月28日
深いむし歯でしたが神経を取らずに処置できました。2018.02.28

 

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画像中央の右上第一大臼歯が遠心隣接面より大きなむし歯になっています。

歯髄(=歯の神経)までむし歯が進行している可能性があります。

 

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実際の歯の状態です。(顕微鏡ミラー像)

血液循環による栄養補給や知覚の面から歯髄は取らずに残せる方が好ましいですので、

自発痛が無い限り、弊オフィスでは歯髄は出来るだけ取らないように処置を選択しています。

歯髄を取ること(=抜髄)は不可逆的な行為ですので、その判断は慎重に行います。

このケースのようにデリケートなケースではラバーダムを装着して、唾液との無用な接触を防止することが重要です。

 

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軟化象牙質(むし歯)をエキスカベーターで除去していきます。 

 

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大量の軟化象牙質が存在していました。 

 

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ある程度進みましたら、う蝕検知液で軟化象牙質を染色します。

 

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水洗して色素に染まる部分を慎重に切削していきます。

 

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軟化象牙質の除去を終えました。

歯髄の入っている歯髄腔に近接している部分が2ヶ所あります。

顕微鏡でも明確にはわからないレベルの不顕性露髄があるかもしれませんので、

歯髄腔に近接している部分は専用材料で保護します。

 

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セラカルによる保護を終えました。

 

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残りの部分はボンディング処理を行い、コンポジットレジンでデンティンシール(象牙質保護)を行います。

顕微鏡光によるコンポジットレジンの硬化を防止するためにイエローフィルターを使用しています。 

 

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コンポジットレジンによる保護を終えました。

今後、痛みや違和感が出ないことを確認し、改めて形成してセラミックインレーによる修復を行います。

この歯のパターンですとセラミックインレーでの修復時には第二大臼歯(画像下側)との接触部分をすべてセラミックで置き換えますが

この時点では第二大臼歯との接触をあえて残しておくことで大臼歯同士が過剰に近接してしまうのを防ぎます。

 

神経を取らざるを得ないかもしれないケースでしたが、なんとか取らずに済みました。

 

T・Mさん、まずは歯髄が助かって安心しました。

痛くならずに経過することを祈っています。

 

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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)