顕微鏡根管治療広島
2015.4.17
大きな根尖病変・上顎洞炎の根管治療後の治癒のCT画像 2015.04.17 右上大臼歯
根管治療がうまくいかなかった場合、根の先端(根尖)に炎症性の大きな病変を形成することがあります。
昨年2014年5月22日に再根管治療を終えた右上第一大臼歯の経過をCTで確認します。
大きな病変であったため、根尖から長期間にわたって排膿していました。
初診時撮影のCTの右上歯列の近遠心的断面です。2013.09.24
上顎洞底が病変によってドーム状に挙上されています。
上顎洞粘膜の肥厚も見受けられ、歯によって上顎洞炎が引き起こされている歯性上顎洞炎と考えられます。
本日2015年4月17日撮影のCTです。
初診時の前頭断の断面です。2013.09.24
本日2015.04.17撮影です。
再根管治療の終了から11ヶ月後の状態です。
大きなドーム状の病変は消失し、上顎洞粘膜も薄くなっています。
T・Dさん、状態の改善が見られ私も歯科医師冥利に尽きます。
今後もメインテナンスお待ちしております。
もしよろしければ
顕微鏡根管治療を行う広島市の歯科 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)