三好デンタルオフィス

金属との接触面からむし歯が発生しているケース 隣接面カリエス2015.04.18

 

右上ミラー像です。

第一小臼歯に劣化し着色したレジン系修復物（プラスチックの一種）が存在しています。

左隣の第二小臼歯には金属のつめものがセットされています。

第一小臼歯が金属と接している隣接面はむし歯の怪しさを感じさせる色調です。

第二小臼歯は今後の矯正治療において便宜抜歯の対象となりますので治療を行いません。

 

レジン系修復物を除去しました。

やはり隣接面からむし歯になっています。

隣接面カリエスと呼び、カリエスとはむし歯のことです。

 

金属が接していなくても同様のむし歯になることは当然ありますが、金属表面プラークが付着しやすいことは事実ですので

このむし歯が発生するリスクを高めたということはできます。

理性的に考えて金属で治療する合理性を見出せません。

 

う蝕検知液で軟化象牙質（むし歯）を染色します。

 

水洗しました。激しく染まる部分はありません。

 

赤く染まったプラークをきれいにしました。

この後、デンティンシールしてセレックでセラミック修復物を製作します。

 

たっぷりのレジンセメントでセラミック修復物を接着しました。

 

K・Hさん、矯正前の治療も大詰めになってきました。

いつも励まされるお言葉ありがとうございます。

 

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すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円（かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの）・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円（税抜）

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