口腔外科処置広島
2015.3.10
CYTOPLASTによる抜歯後の治癒 6週間後 2015.03.10
今年の1月27日の写真です。
右上第二大臼歯に大きなフィステル(ろう孔)が形成されています。
フィステルは内部の膿を体外へ排出するための組織ですので
内部で炎症が起こっていることが判ります。
CTによる断面像です。
歯根は歯槽骨ではなく
炎症性の肉芽組織中に浮いている状況です。
CT画像通り、肉芽組織に覆われています。
抜歯直後の状態です。
ここから内部に残った不良肉芽を除去していきます。
抜歯窩の確実な治癒と今後のインプラント治療のため
ソケットプリザーベーションを行います。
そのために切開を加えサイトプラスト膜を設置できるようにします。
まずは抜歯窩に骨移植材を填入します。
骨移植材の填入を終えました。
サイトプラスト TXT-200 を抜歯窩にあてがいます。
縫合を終えました。
術後1週間が経ちました。抜糸を終えた状態です。
そして本日(オペ後6週間)の状態です。
サイトプラストメンブレンは自然に脱落していました。
治癒とともに脱落することがありますが、直後でなければ問題ありません。
サイトプラストを用いない通常の治癒に比べて、使用した方が痛みが少なく
治癒も早いように経験の上では感じます。
K・Aさん、順調に治癒していて私も嬉しいです。
今後が楽しみです。
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広島市南区 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)