オフィスポリシー
2012.5.2
過酸化水素水を水消毒に用いています。KaVo OXYGENAL6 オキシゲナル
KaVo(カボ)の治療ユニットはドイツ製ゆえ
過酸化水素水を配合することで自動的に水消毒がなされています。
みなさまお馴染みのKaVo ESTETICA E80 です。
弊オフィスは二つの個室のみで、KaVo E80とSirona TENEOを設置しています。
さて、写真右側の本体前面カバー内部に過酸化水素水ボトルをセットする部分があります。
前面カバーをはずしました。
ボトルが2個見えます。
右側のボトルが過酸化水素水であるOXYGENAL6(オキシゲナル)です。
左側のボトルはDEKASEPTOL Gel(デカセプトルゲル)で
うがい用鉢(スピットンボウル)やバキュームの洗浄に用いられる洗剤です。
これも自動で供給されます。
古いボトルを外しました。
新しいOXYGENAL6のボトルが入っています。
ドイツの空気シリーズです。
6本入りです。
OXYGENAL6の名前通り、6%の過酸化水素水です。
これをユニット内で適正濃度に調製して冷却水やコップ給水に使われます。
ちなみに歯の切削時の冷却水は微温水に温められ
神経(歯髄)へのダメージを限りなく少なくしています。
「こぼれたらすぐ拭くように!」と注意書きがあります。
フタを外した新しいボトルをセットします。
吸引する方法も独特のシステムです。
セット完了です。
——————————————————————
本日現在、日本国内の薬事法において
過酸化水素水を配合できる認可が下りているのはKaVoのユニットのみだそうです。
やはり性能面においてドイツ製治療ユニットには一日の長があります。
※参考:歯の切削時の冷却水の重要性
冷却水が少ない場合、歯の象牙質が焦げる独特のにおいがします。
歯科医院の独特のイヤなにおいの原因の一つです。
その熱は歯の内部の神経(歯髄)に伝わり、神経が死ぬ可能性があります。
ただし冷却しすぎても悪影響といわれていますので微温水が必要です。
歯はそれだけデリケートな生体組織なのです。
弊オフィスのKaVo・Sironaのユニットともドイツの基準のもとに
冷却水の注水量・冷却水温度が設計されています。
一人でも多くの治療でお困りの方に。
もしよろしければ、
人気ブログランキングに投票する をクリックお願いいたします。
どんなことでも治療についてのご相談はお気軽にこちらからどうぞ。
Facebook 三好デンタルオフィス 宛でも結構です。
広島 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)