オフィスポリシー
2011.12.12
バキュームホース・フィルターの消毒 Sirona KaVo 歯科用ユニット
歯科治療にはバキュームが欠かせません。
掃除機のようにお口の中で液体・切削片を吸い取る装置です。
バキュームの性能が悪いと、治療室に舞い飛ぶしぶきも多くなります。
インプラントオペや抜歯の時には血液を吸いますし、
通常の歯科治療でも唾液や歯・金属の削りクズを吸いますので確実に汚染されています。
実際にお口に入る先端部分(バキュームチップ)は滅菌済みのものを毎回使いますが、
バキュームのホース自体も定期的に消毒します。
今週末はSironaのユニットのホース・フィルターおよび
KaVoのユニットのフィルターが入っています。
薬液は次亜塩素酸ナトリウムを使い、1日以上放置します。
これはKaVoのユニットのバキュームフィルター取り付け部分です。
このフィルターをセットして黄色いキャップで密閉します。
セット完了です。
太いホースと細いホースがありますが、通常のバキュームは太い方でします。
細い方は外科処置の際の細いバキュームの時や、
フック状のバキュームで常時お口に引っ掛けて吸い続ける際に使います。
これについても今後詳しくお知らせします。
フタを閉じて完了です。
歯科用ユニットでは大量の水を吸うと、内部のタンクが一杯になり
途中でバキュームの吸引が一時的に止まることがあります。
しかし、このKaVo E80 ではバケツ1杯以上を止まることなく吸い続けることが可能です。
キング オブ ユニット の性能です。
続きまして Sirona TENEO のバキュームホースの取り付けです。
この部分に2本のホースを取り付けます。
ここで専用のグリスを用意します。
わずかに手・綿棒に取ります。
ゴムのリング部分に塗ります。塗ったあと、グリスのついていない指で余分をなでます。
これはホース側の取り付け部分です。
中間の黒いパーツは左側のパーツのフィルターに引っかかった金属クズの
逆流防止用のカゴであるのと、風切り音防止のためと思われます。
上の写真、左端のパーツがフィルターになっています。
2本のバキュームホースの装着を完了しました。
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器具や機械にも魂があると考える日本古来の考え方が私は好きです。
大切に手入れをすることでピンチの時に性能を発揮してくれます。
弊オフィスは日本で購入できるドイツ製最高級治療ユニット2種類のみを使用し、
それぞれ個室で、代表である私だけが診療しています。
「ユニットの性能が低いから、精密な治療ができない」とは口が裂けても言えません。
KaVo・Sironaのユニットに恥じないよう、精密な治療を明日も頑張ります。
広島 インプラント セラミック 審美 CT 顕微鏡 歯科 三好デンタルオフィス
※厚生労働省 医療広告ガイドライン に沿うための記述
すべての歯科治療は、治療行為によって治癒や改善が約束されているわけではなく、状態の悪化や後遺症の発生、抜歯や死亡を招くリスクを伴います。※治療費用の例示・根管治療を伴う普通再治療約20万円(かぶせもの除去・メタルコア除去・根管治療・根管充填・レントゲン・支台築造・かぶせもの)・普通セラミックつめもの約6万円・普通セラミックかぶせもの約8万円・普通セラミック前歯約13万円・普通抜歯約1.7万円・普通レジン充填約1万円(税抜)